: 道路改修工事のお知らせ 平成29年春彼岸

現代にはさまざまな葬儀のかたちがあり、何がその人にとってふさわしい葬儀なのか、一概に決めることは難しくなっています。そんな時代にあって、生前より葬儀について考えることは、ご本人にとっては自分の人生のまとめ、生きてきた証をコーディネートすることであり、またご親族にとっては万一のときの安心を得ることにつながります。髙乘寺・高尾霊園には、葬儀会場として使用できる龍雲閣があり、多くの方々にご利用いただいています。寺院と霊園の両方がきちんと備わっている当園だからこそ、生前にみなさまのお話をじゅぶんにうかがい、その上でみなさまにご満足いただける葬儀のかたちをご提案できると思います。葬儀について、どのようなことでも構いませんので、高尾霊園にご相談ください。髙乘寺の僧侶と当園の担当者とが、誠意をもって対応いたします。また、みなさまと一緒にエンディングについて考える会も発足いたしました。お気軽にご参加ください。

関連用語

開眼供養 (かいげんくよう)

開眼供養とは、『目を開く』という意味があり、新しい仏壇やお位牌、新たに建立した墓石に魂を入れるご供養のことを言います。いわゆる『魂入れ』です。
仏壇や、中に納めるご本尊やお位牌は、購入しただけではただのモノにすぎません。お坊様に開眼供養をしていただくことによって、仏壇を清め、ご本尊やお位牌は魂がこめられた意味のあるものとなります。
一般的に、お墓に関しては、完成してお骨を納める時に。お位牌に関しては、故人の四十九日法要の時に開眼供養を執り行います。

撥遣供養 (はっけんくよう)

永らく礼拝の対象とされてきましたお墓・お仏壇・ご本尊・お位牌は、感謝の念を持って、必ずお坊様にお願いして撥遣供養(魂抜き)を執り行ってください。それ以外のお札、仏具などはお焚き上げでも構いません。

供養とは

『供養』というのは、仏・法・僧の三宝や死者の霊などに対して、身・口・意(こころ)の三つの方法によって供物を捧げることを意味します。お寺で行なわれる朝・昼・晩のお勤め、お施餓鬼や開山忌などの法要、また仏壇の前で日々手を合わせること、お墓参りなどはいずれも供養の一つです。
このように、『供養』という言葉には様々な意味があります。その中でも、皆様方にとってもっとも関係の深い供養は、『法事』ではないでしょうか。『法事』とは、仏前に供物を供える、読経をするなどの善い事を行なったことによる功徳を、亡き人に得せしめ、やがては悟りに至らしめるためのものです。
このように自分の修した功徳を他にふりむけることを「回向(えこう)」といいます。お経を読んだあとに、このお経は何の為に読みましたという回向文を必ずお唱えします。回向文は、「自未得度先度他【じみとくどせんどた】(意味:自らが救われるより前に、他人を救おうとする心)」を常に意識するために行います。
お坊様が読経し法話をするということは、お釈迦様在世の頃から行なわれております。中国のお経の中には「父母兄弟、和尚の亡滅の日、及び三七日、七七日(四十九日)にも、またまさに大乗の経律を講ずべし」とあります。このように昔から、ご供養を行なうべきこと、またその期日についての教えがあったことが分かります。
ちなみに日本において、最初に供養の法要を行なったのは聖徳太子であるといわれています。

お位牌

お位牌はその昔、中国から伝わってきました。日本では鎌倉時代、お寺にお位牌をまつるようになり、更に江戸時代、直接的には檀家制度が位牌普及の原動力となりました。それは、檀家制度により各家に檀那寺(所属寺院)が決められ、先祖供養を行うことが社会の仕組みとして指導されてきた関係上、先祖の年忌に僧侶を呼ぶことが広まり、その際の供養具として位牌が欠かせないものとなったからです。
この時代、先祖の年忌には僧侶を呼ぶことが広まり、その際の供養具として位牌は欠かせないものとなったといわれております。

白木のお位牌と、仏壇の中の塗りのお位牌

白木のお位牌は、葬儀の時から四十九日までおまつりするものです。
仏教では、四十九日まで、故人の行く先は決まっておらず、四十九日に成仏するとされています。この時までに仏壇におまつりする塗りのお位牌を準備し、法事の時に白木のお位牌の撥遣供養、塗りのお位牌の開眼供養を行ってください。
開眼していないお位牌は、必ず開眼をしてから、お仏壇の中におまつりください。

お位牌の種類

夫婦位牌・・・夫婦の場合は、表も裏も向かって左側に男性の戒名・俗名(生前名)が書かれます。
分家のお位牌・・・先祖代々のお位牌は家の長男しか作らないという風習がありましたが、本来お位牌は、ご先祖様に対する気持ちを表すものなので、長男でも、次男でも、各家で作っていただき、仏壇の中におまつりいただいてもよいものです。
繰り出し位牌(繰り位牌)・・・多数の木の札が重ねて納められた位牌で、木の札一枚一枚にお一人の戒名等が記されております。

古くなったお位牌

長い日々が立つと、お位牌は古くなります。買い替える、繰り位牌にする、過去帳にまとめる時は、必ずお坊様にお願いして古い位牌の撥遣供養(魂抜き)と新しい位牌の開眼供養(魂入れ)を執り行ってください。古い位牌はそのまま放置しないでください。

戒名とは

戒名について

戒名とは、仏教者として守るべき戒律や、心の規範を受けた者に対して授けられる名前です。現在では亡くなってから戒名が授けられるというのが一般的ですが、本来は生きている間に佛戒を受け、正しい信仰生活を送ることが理想であり、お寺では生前に戒名を授ける法要も行っています。

なぜ戒名を付けるのか

仏教では、死者に佛戒を授け、戒名を付けることではじめて仏の世界へ往けることとなります。つまり、俗名(生前名)のままご供養をしたり、お位牌を作ったとしても、あくまでも形式だけになってしまいます。
曹洞宗では、お釈迦様の説かれた多くの戒の基本とも言うべきものが十六条の佛戒として伝えられています。この戒法を受けることにより、道元禅師が示されたように、諸仏の仲間入りが出来るのであります。曹洞宗の檀信徒ならば在家得度式や授戒会に参加して、戒師様から戒名をつけて頂くのがよいでしょう。亡くなってから頂くよりも生前に戒名を授かり、気持ちを新たにして曹洞宗の檀信徒らしい正しい信仰生活をおくることが望まれます。
道元禅師は「衆生仏戒[しゅじょうぶっかい]を受くれば即ち諸仏の位に入る  位大覚[くらいだいがく]に同うし已[おわ]る真に是れ諸仏の子[みこ]なり」と示されております。「戒法を受けることによって諸仏の仲間入りができ、仏弟子となることができるわけである」という意味です。

葬儀とは

仏教式の葬儀では、僧侶が式を取り仕切り、引導が死者に対して渡されます。一例として、曹洞宗(そうとうしゅう)式葬儀の説明をさせていただきます。
曹洞宗の葬儀の特徴は、授戒(戒律を授け仏弟子となり、そのおしるしとして戒名を授けること)を行い、引導を授ける(仏世界に導き入れること)ということにあります。授戒は、葬儀の際に授けることが多いのですが、もちろん、生前授戒(生きているうちに戒を受ける)こともできます。それが本来の姿であるともいえます。

お通夜

お通夜に読経するお経は 仏遺教経(ぶつゆいきょうぎょう)です。これはお釈迦様が亡くなる際に最後の説法を説いた様子を書いたお経です。昨今は、通夜のほうが参列者が多いことも珍しくありません。まだ授戒を済ませていませんので、俗名(生前名)で行います。

葬儀

葬儀は次のような流れで行います
(1) 剃髪(ていはつ)  煩悩の世界をはなれ、仏道の道に入るために剃髪の儀式を行います
(2)洒水(しゃすい) 清らかな水をふりそそぎ、身も心も清浄にします
(3)授戒(じゅかい) まず、この世での小罪を懺悔(さんげ)し、仏弟子として守るべきこと、仏の戒め、仏の法を授けます。この時に戒名をお授けします
(4)入棺諷経(にゅうかんふぎん) 剃髪、授戒を終え、遺体を納棺し安置する為に読経いたします
(5)龕前念誦(がんぜんねんじゅ) 逮夜念誦(たいやねんじゅ)とも言いまして、故人の遺体を荼毘に付す前夜のことをいいます。故人の死にあたって、お坊様が諸々の仏たちの御名を唱え、その功徳が故人のお悟りへの道をより美しいものとすることを祈念するという意味の念誦文をお唱えいたします
(6)拳龕念誦(こがんねんじゅ) 挙龕とは、棺を挙げて赴くという意味です。挙龕にあたって、お坊様が、諸々の仏たちの御名を唱え、お別れを惜しみ、故人のしあわせを祈念するという意味の念誦文を唱え、読経し、鐃鉢(ハツ)を三遍鳴らします
(7)引導法語(いんどうほうご) 棺の前にて、松明(たいまつ)を持って、香にくゆらし、空中に円を描きます。そして、引導の法語を述べます。引導とは、故人を仏のお悟りの世界に導き入れるという大切な作法です。仏法の真意をまず述べ、故人の経歴、信仰生活を示し、その遺徳をたたえて、冥福を祈ります。これからの仏弟子としての生きる道を教示するもので、禅宗の葬儀の中心は引導法語にあると言っても過言ではありません。 後半部分に大きく声を張り上げ、言葉を述べることがあります。これは元々中国禅宗で高僧が弟子達を導くときの励まし、叱咤の語(一字をもって人を説得させる)でした。その後、葬儀において、故人をお悟りの世界へ導き入れるために用いられるようになったと言われております。 ちなみに「引導」といえば、『引導渡してやった』などとよく使う言葉ですが、本来は、故人を俗世間から浄土へ引き導くことです。
(8) 山頭念誦(さんとうねんじゅ) 山頭というのは、お寺のことを指します。引導法語と山頭念誦は、本来お寺で行うので、このように呼びます。山頭念誦は、導師に導かれ、仏弟子となられた故人が、お悟りの花園に、そして浄らかなる海に、安らかに住んでいただくようお送りするにあたって、お茶をささげ、お香を供え、お経をお読みしますという意味があります。そして一路涅槃に入り、仏性の覚醒を助けてくれることを祈願いたします。
(9)出棺(しゅっかん)・荼毘(だび) 告別式が終わって、お棺に生花や思い出の品をお入れし、最後のお別れになります。火葬場への出棺、火葬場での荼毘前の読経と、ご焼香があります。
(10)初七日(しょなのか)法要 初七日法要は、人が亡くなってはじめて営む追善供養です。故人の安らかな成仏を願い、執り行われます。正式にはお亡くなりになった日を1日目と数え、7日目に行いますが、最近ではほとんど繰り上げ初七日といって、葬儀の後に引き続き行われます。 以上が、お通夜から葬儀、初七日までの流れです。 なお、慣習等もありますので作法や順番は地方によって異なりますが、このような流れで葬儀が執り行われます。

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